2023.04.18
白いタオルがピンクになる原因は?0円で出来る対策も紹介!
皆様、こんにちは!
天気の良い日が続いていますが、風が強く黄砂も多いこの時期…
仕
洗濯機乾燥機だから部屋干しに悩まないという方もいると思いますが…
『いつの間にか白いタオルがピンク色っぽい!?』
と感じた経験はありませんか?
洗濯物の干し方に限らず、どこの家庭でも
タオルがピンク色に変色する可能性がある
今回はタオルがピンク色に変色する原因と対策をご紹介します。
【項目】
●原因
①雑菌による変色
②色移りによる変色
●対策
[¥0で出来る対策]
① 濡れた洗濯物を放置しない
②洗濯機のフタを開けておく
③洗濯槽に衣類を溜めない
[漂白剤による対策]
①酸素系漂白剤で漂白
②塩素系漂白剤で漂白
③洗濯槽の掃除
まずは変色の原因についてご紹介します。
①雑菌による変色
ピンク色のように見えるのは赤カビのようなもので、
正確にはカビではなく「ロドトルラ」という酵母菌です。
繁殖した酵母菌はピンク色の色素を出すため、
徐々にタオルがピンク色っぽく変色していきます。
日々の生活でタオルには皮脂汚れや湿気が溜まり、
洗濯をしていても雑菌が繁殖しやすいので、
これが衣類やタオルにも発生することが変色の原因です。
これを放置すると臭いやカビがひどくなることもあるので、
気付いたらすぐに対処しましょう。
②色移りによる変色
洗濯後急にタオルがピンク色になったり、
手持ちの衣類に赤い色が多い場合は、
色移りによる変色が考えられます。
衣類の染料が洗濯液に溶け出すことで、
色の濃いものから色の薄いものに移り、
タオルが変色する原因になります。
とくに「赤」は色素が強く色移りしやすい色なので、
色物と白いタオルを一緒に洗濯するのは避けましょう。
次は¥0で出来てしまう
[お金をかけない対策]を3つご紹介します!
①濡れたまま洗濯物を放置しない
湿った状態が続くと菌が増えるので、
使用後のタオルはできるだけ早く洗濯しましょう!
すぐに洗濯できない場合でも、
洗濯する直前まで軽く干しておくことも効果的です。
②洗濯機のフタを開けておく
洗濯機のフタを閉めてしまうと内部の湿度が高くなり、
カビや雑菌が生えやすくなります。
カビは[湿度・栄養(=汚れ)・酸素]が揃う場所に発生するため、
洗濯機のフタを閉めた状態はこの条件を満たし、
カビにとっては最高の繁殖環境なのです。
そのため洗濯機のフタは開けておくことをオススメします!
小さなお子様がいる家庭やフタを開けておくことに抵抗がある場合は、
洗濯後3〜4時間を目安にフタを開けておき、
それ以外の時間はフタを閉めておくといいでしょう。
③洗濯槽に衣類を溜めない
洗濯物を洗濯槽に溜めて、
何時間も放置するのは要注意です。
さらにその状態で洗濯機のフタを
閉めている場合は超危険です!
洗濯槽内部の湿度と洗濯物の汚れにより、
カビや雑菌が猛スピードで繁殖してしまいます…。
これは悪臭の原因になりますので、
洗濯物を溜めておく洗濯カゴを用意しましょう。
次は手軽に実践できる
[漂白剤による対策]をご紹介します!
①酸素系漂白剤で漂白
酸素系漂白剤の代表的な商品は…
『ワイドハイター』
酸素系漂白剤は酸素の力で除菌、
汚れの分解と漂白を同時にします。
とくに粉末タイプの酸素系漂白剤がおすすめ!
液体タイプに比べて洗浄力と漂白力が高く、
ガンコな汚れもキレイに落としてくれます。
素材や生地によって使用できない場合もあるので、
酸素系漂白剤を使用する時は事前に注意事項を必ずチェックしましょう!
[使用方法]
①漂白液をつくる
40〜50℃の熱めのお湯を洗面器に溜める+水量にあわせて酸素系漂白剤を溶かす
↓
②つけおき
タオルを入れて2〜6時間ほどを目安につけおき
↓
③洗濯
漂白液ごと洗濯機に入れる+普段通りに洗濯
[ポイント]
“つけおきする時は40〜50℃の熱めのお湯を使う”
粉末の酸素系漂白剤がよく溶け、洗浄力も高まります。
②塩素系漂白剤で漂白
塩素系漂白剤の代表的な商品は
『キッチンハイター』
塩素系漂白剤は酸素系漂白剤よりも
かなり強力な除菌・漂白効果があります!
色柄物の洋服も真っ白にするほど、
変色したタオルも元通りになります。
薄めて使うタイプの塩素系漂白剤を使用する時は、
誤って着用している衣服に液体が飛ばないように注意しましょう!
[使用方法]
①漂白液をつくる
洗面器に水を溜める+水1Lにつきキャップ半分ほどの塩素系漂白剤を溶かす
↓
②つけおき
タオルを液に浸し30分ほど放置(つけおきは最大でも2時間まで)
↓
③すすぐ
漂白状態の確認+漂白剤を流水でしっかりすすぐ
↓
④洗濯
普段通りに洗濯+漂白剤をしっかり洗い流す
[ポイント]
“塩素系漂白剤は強力な洗剤なので取扱には要注意!”
薄めた漂白液でも直接手で触るのはNG。
作業中はゴム手袋を必ず着用し、
最後は漂白剤が残らないようにしっかりすすぎましょう。
③洗濯槽の掃除
『こまめにタオルを手入れしていても変色する…』
そんな時は洗濯槽からの汚れ移りが原因かもしれません。
洗濯槽は湿った状態になりやすいので、
見えない部分にもカビや雑菌などが繁殖しやすいです。
市販の洗濯槽クリーナーを使用し、
1〜2ヶ月に1回程度洗濯槽を掃除して清潔に保ちましょう!
以上、タオル変色の原因と対策のご紹介でした!
毎日使うタオルだからこそ、
キレイで清潔な状態を常に保ちたいですね。
カビや細菌は目に見えないからこそ、
日々のお手入れや掃除が必要だと実感します。
家事や育児で毎日洗濯をする時間がない。
布団や大きなものも洗濯したいけど身体の自由がきかない。
正直、洗濯の仕方がよく分からない。
など洗濯に関わることから、
家事、育児、介護などどんな些細なお困り事でも、
Calme(カルム)の“暮らしのパートナー”にお気軽にご相談ください。
家事だけでなく、様々なご相談を受け付けております。